不祥事根絶に向けて(日立市立平沢中学校長)
1 本校では、信頼される学校づくりのために、「た・い・せ・つ・な・こ・と」を常に心がけています。
(不祥事根絶に向ての対応策について、「・」に続いて記します。)
「た」:体罰・暴言を許さない
・日頃から言語環境を整える。
・心と体調に余裕がないと自覚したときは「今日はイライラしやすいぞ!」と自分に言い聞かせる
(アンガーマネージメント)
「い」:飲酒運転・酒気帯び運転の撲滅
・学校主催の飲み会は実施しない。行う場合は、あくまでも個人の責任で実施する。
・飲酒する人は会場まで来るまで乗り付けることを禁止する。
(車を置きに帰るために集合に遅れることは職場の総意として許容する。)
・「飲んだら、飲まれて全て失うぞ」と最悪の状況を想像する
「せ」:セクハラ・パワハラは人権侵害
・セクハラ・パワハラにあたる実際の事例研修の実施
・互いの意識を高めるため、普段から話題に出し注意喚起をする。
・「言動を起こしたら無かったことにはできない」と自分を追い詰める
「つ」:通勤出張・・・安全運転・事故防止
・余裕をもった通勤ができるようにする。そうした職場の雰囲気を醸成する
・時間に余裕を持っての通勤・出張。
(遅れることは本来望ましいことではないが、焦って運転するよりは良い。)
・時間に余裕を持ち、「事故は起こしたくない!」と念頭に置いておく
「な」:何でも、いつでも相談
・管理職の聴く態度が大切。問題を個人の責任としない職場の雰囲気づくり
・「言いにくいことほど素早く報告」を周知徹底。
・お互い不信感を募らせない
「こ」:言葉遣いで信頼関係の構築
・ロールプレイングによる実際の指導を想定した研修
・暴言と方言(相手に伝わる丁寧な言い方かを確認する上で)に注意する
「と」:盗難・紛失、個人情報、金銭取扱+盗撮の防止
・普段の管理の徹底
・盗られたくないから持ち出さない! 信用を失いたくないから盗らない
・盗撮現場となりやすい場所の安全点検
・普段の言動、持ち物に対して、お互いに確認し合う
2 平沢中学校コンプライアンス推進年間計画(平沢中学校コンプライアンス委員会)
スローガン「☆笑顔と対話・目標と挑戦 チームで支える 子どもの未来☆」
ねらい・・職員研修を実施し、職員間で『法令遵守の意識』を高める
<研修計画>(【 】内は研修の内容(案))
4月:【通勤・出張、安全運転・事故防止】
5月:【体罰・暴言を許さない教育の実践】
6月:【セクハラは人権侵害】
7月:【通勤・出張、安全運転・事故防止】
8月:【金銭取扱の注意】
9月:【飲酒運転・酒気帯び運転防止】
10月:【体罰・暴言をゆるさない教育の実践】
11月:【何でも、いつでも相談 言葉遣いで信頼関係の構築】
12月:【飲酒運転・酒気帯び運転防止】
1月:【盗難・紛失に注意、個人情報】
2月:【パワハラは人権侵害】
3月:【何でも、いつでも相談】